大学4年時の就職活動中、面接の帰り道でふと感じた違和感がきっかけとなり、内定を辞退して大学院へ進学。卒業後はモノづくりを通して人の役に立ちたいという思いから、大手医療機器メーカーに入社し、設計開発部門、マーケティング部門に配属される。米国駐在を含むグローバル業務経験を積みながら、現在は品質保証部門に在籍。また、労働組合執行役員として組織開発にも携わり、職場環境の改善にも尽力した。
40歳を過ぎてからコーチングを学び始め、副業制度を活用し、パーソナルコーチとしての活動も開始。社内の組織風土改革をリーダーとして推進する傍ら、会社員や個人事業主、大学生らにコーチングを提供している。
米国駐在から帰国後、会社の業務や労働組合の活動でリーダーを務めるなかで、メンバーの主体性をうまく引き出せていないことに悩みを感じていました。そんな折に出会ったのが「コーチング」でした。
コーチになろうと決意したのは、40歳を過ぎて本格的に学び始めた頃に出会った、1冊の本『ドリームマネージャー』がきっかけです。活気を失った会社がコーチングで変わるという物語に感銘を受け、「自分らしく活き活きと生きる人を増やしたい」という想いが一層強くなりました。そして、自分もその支えになりたいと思い、コーチとしての道を歩み始めました。
累計セッション時間:310時間
大手ITサービス企業(管理職/メンバー層向け) など
過去の経験をもとに価値観を見つけ、自分らしさを大切にしたキャリア開発を支援しています。自身の経験や挑戦を共有しながら進める伴走スタイルを大切にしており、優しく穏やかに聴く姿勢から、「楽しく話しているうちに自然と気づきが得られ、行動に向けた勇気も湧いてきた」といった感想をいただくこともあります。
クライアントが自然体で前向きに自己と向き合える「よい状態」を保てるよう意識してセッションを行う。冗談や笑顔を交えた安心感のある対話を通じて、クライアントの内面に眠る可能性を引き出すスタイルも特徴。セッションは明確な答えを導く場というより、「宝探し」のようなプロセスと捉えており、どんなときも小さな気づきや前進を持ち帰ってもらえるよう心がけている。また、「どうしてそう思ったのか」「実際に言ってみてどう感じるか」といった問いを通じて、感情にも丁寧に働きかけている。