上智大学外国語学部を卒業後、本田技研工業株式会社に入社し、海外営業・海外物流・人事部門において約10年間勤務。特に人事部では、新入社員から次世代経営幹部候補に至るまで、約900名のグローバル人材育成に幅広く携わる。米国のリーダーシップ開発機関や欧州のビジネススクールとも協働。在職中には不妊治療を経験。仕事と治療の両立に葛藤する中、キャリアカウンセリングやコーチングを受け、心と身体が整うことを実感。自身もキャリア支援のプロとなることを決意し、独立へ。
現在は、プロコーチとして活動する傍ら、法人向けのキャリア研修開発や研修講師としても活動している。
人事部に在籍していた頃、アメリカ出張で出会ったエグゼクティブコーチのLisaさんが、わずか1週間の研修で受講者に大きな変化をもたらす姿を目の当たりにし、私はコーチングの力に強く惹かれました。人材育成の仕事にやりがいを感じながらも、帰国後は不妊治療と仕事の両立に悩み、葛藤する日々が続きました。そんな中、深い迷いや不安を抱えていた私にとって、Lisaさんのコーチングは心の支えとなりました。彼女の言葉に背中を押され、私は前向きな気持ちで「退職」という決断をすることができました。退職についての後悔は一切なく、あの時の決断はコーチのおかげだったと、今でも感謝しています。そしてこの経験を通じて、「今度は自分が、人生やキャリアに悩む誰かの力になりたい」と強く思うようになり、コーチを志すことを決めました。
累計セッション時間:500時間
大手総合商社(メンバー層/管理職向け)
大手自動車メーカー(メンバー層/管理職向け)
大手総合電機メーカー(管理職向け)
大手金融機関(管理職層向け)
大手コンサルティング企業(メンバー層向け)
外資系大手消費財メーカー日本法人(メンバー層向け)
外資系大手ITインフラ企業(メンバー層向け)
大手ITサービス企業(メンバー層向け)など
直感や比喩を用いた問いかけ、アメリカのリーダーシップ開発機関での学びを取り入れたワークなどを活用し、漠然とした将来像を具体化していく「ライフキャリアデザイン」を得意としています。主なクライアントは30〜40代の方々で、将来の方向性に悩んでいる方、転機に立っている方など、多様なテーマに寄り添ってきました。例えば、約3年間継続してコーチングを提供しているクライアントが、ある日、深く落ち込んだ様子でセッションにいらっしゃいました。丁寧に感情に寄り添いながら対話を重ねた結果、ご自身の深層心理に触れる大きな気づきが生まれ、表情が一変。コーチングを通じて、クライアントはご自身の軸や目指す姿をより明確にされただけでなく、思考の癖や行動パターンにも気づき、思い切った一歩を踏み出すことができるようになりました。
現在は2児の母として子育てと仕事の両立にチャレンジ中。幼い頃から踊ることが大好きで、クラシックバレエを長年続けています。歌や英語も好きなことから、ライフワークとして幼児英語教室も主宰しており、幼稚園児や赤ちゃんなどに絵本の読み聞かせやゲーム、ダンスなどを教えて楽しんでいます。ヨガ資格も保有しており、今後はヨガ指導にも挑戦予定です。楽しむことやユーモア(笑い)を大切にしてます。
クライアントとの信頼関係を土台に、その人自身の中にある答えを引き出すことを大切にしている。表情や声のトーン等、わずかな変化も見逃さず、「本当に求めていることは何か?」を丁寧に探りながら対話を進めていくスタイルが特徴。また、目の前の課題にとどまらず、それが人生全体においてどのような意味を持つのかを問いかけることで、より深い気づきと変化を促す。経験を一度きりの出来事で終わらせることなく、今後の人生に活かせるようサポートすることで、クライアントが自分らしく前に進めるよう支援している。