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講師・コーチ紹介

講師

重次 泰子

Shigetsugu Yasuko重次 泰子

経歴

慶應義塾大学経済学部卒業、Gallup認定ストレングスコーチ、国際コーチング連盟(ICF)プロフェッショナルコーチ。

日本銀行国際局で、米国、欧州の国際金融調査、為替のディーリング業務に約10年従事。
4年間の子育て期間を経て、三菱総合研究所 政策経済研究センターで、欧米の経済見通し作成、金融経済のレポート作成、チーフエコノミストの講演企画、資料作成などに計13年携わる。この間、「メンバーの幸福度とチームの成果の両方を引き上げる仕組みづくりはないか」という問題意識を持ち、コーチングを学ぶ。

2018年10月リソース活用ラボを開業し独立、2022年に株式会社Curio.laboを設立。個人とチームのリソースを最大限に活かし、成果を上げることを目標に、ビジネスパーソン向けのストレングスコーチング、企業向けのチームビルディング研修、女性管理職育成ワークショップなどを中心に活動中。

登壇可能な研修

趣味・好きなこと

月に1-2回、スロージョギングのコミュニティの皆さんとジョギングを楽しんでいます。また、島や入り江が好きなので、年に2回ほど、夫や友人と島めぐりをしています。日常では、人のユニークな面を見るのが好きで、インタビュー番組や「激レアさんを連れてきた」などをよく見ます。

人材育成への想い

金融の世界で長く働く中で、得難い経験や面白さを感じる反面、自分が思うように成果を出せないことにもどかしさを感じていました。スキル不足は自覚していましたが、習得に苦戦し、優秀な人と自分を比較しては悶々する日々でした。一方周りを見ると、私よりはるかに優秀で高い成果を上げる人が、職場での上司や他のメンバーとの関係性に苦しみ職場を去るケースもあり、私の中で、「組織で働く人の幸福度と成果は両立するのか」という問いが生まれました。

解を探す中で出会ったのが、コーチングや、米国ギャラップ社の強みを活かした組織作りについての研究でした。学びを進める中でその効果や奥深さに夢中になり、ストレングスファインダーを活用した人材育成、組織開発の道にキャリアチェンジすることを決めました。
同じ頃、ルバートの松上さんと出会い、松上さんの戦略的資料作成講座を受講した時、「ああ、このスキルをもっと早く身に着けておけばよかった」という後悔の念と同時に、前述の問いの答えが見つかったような気がしました。

ビジネスパーソンが、職場で楽しく成果を上げることは可能であり、そのために、個人レベルでは、スキルを上げることと同時に自身の強みの活かし方を知ること、職場レベルでは互いの強みを理解して協業できるようにすること、というのが現時点での私の解です。これらの要素はすべてつながっていると思うので、私自身もスキルアップしながら、一人でも多くの方が「仕事をもっと楽しめるようになる」「本来の力を発揮できるようになる」お手伝いができたらと思っています。

研修登壇時、トレーニング時に心掛けていること

研修の場では、「学ぶことって面白い」「できるかもしれない」と思える体験を持ち帰ってもらえるよう心がけています。私自身、これまでに学びを通して視野が広がり、自分に対する見方が変わったことで、大きく前に進めた経験があります。その感覚を、受講される方にも味わっていただきたいと思っています。

そのためには、まずはリラックスした雰囲気が大切だと考えています。安心して自分の言葉で話せる空気があると、人は自然と思考が広がり、アイデアも湧いてきます。私自身も研修の時間を楽しみながら、受講される方がのびのびと参加できる空気をつくることを大切にしています。

また、研修を「知識を得て終わる場」にせず、「実際に自分の行動が変わるきっかけ」にしていただけるよう、小さな変化を実感できる構成にしています。「これはできそう」「明日やってみよう」と思える“効力感”を持ち帰っていただけることが、何より嬉しい瞬間です。

私自身、今も学び続け、実践を重ねています。一方通行ではなく、皆さんと一緒に学び合い、高め合える時間をつくっていけたらと願っています。

登壇実績

登壇時間:816時間

大手化学メーカーの一般社員向け研修、中央省庁の一般職員向け研修、生命保険会社の一般社員向け研修などに登壇している。

受講者からは「終始ポジティブな雰囲気で研修を進めてくださりつつ、情報量も非常に充実したものだった」「聞き手を巻き込む双方向なやり取りがあり、とても引き込まれた」「細かいことから丁寧に受け答えをしてくださった。具体例も紹介されていて分かりやすかった」などの評価をいただいている。