サッポロビール株式会社、株式会社ファミリーマート、リコージャパン株式会社にて、20年間にわたり人事領域に従事。人事採用・教育、障がい者雇用など幅広い分野を担当し、人の成長と活躍をサポートしてきた。特に、障がい者雇用においては、多様な人材が活躍できる環境整備に注力。採用から入社後の定着支援まで携わる中で、社員が成果を創出できるようコーチング・カウンセリングを学ぶ。関わった方々が生き生き働く姿が手応えとなり、コーチとして独立。現在は、会社員のキャリアコーチ・カウンセラー、学生のキャリアアドバイザー、企業研修講師、大学キャリア講師として活動中。自身のマイナス経験やコーチング経験から築いた「違いや弱みは力になる。どんな自分もどんな仲間も、その人らしく活かす方法」を用いたコーチングを実施している。
会社員時代、私は「もっと自分の持ち味を発揮したい」「社会に貢献して充実した人生を送りたい」ともがいていました。いつも「あの先輩みたいに、あの上司みたいに、生き生き働くんだ」と懸命に努力するも空回り。そんな日々に受けてみたコーチングが私の人生を一変させました。思い込みという“心の檻”が外れ、世界が開けたような感覚。まるで映画『ショーシャンクの空に』の主人公が雨に打たれて自由を実感する、あの有名なシーンのように。そこから人生もキャリアも大きく好転しました。あの解放感を、今度は誰かに届けたい―それが私のコーチングの原点です。
累計セッション時間:6,800時間
経営コンサルティングファーム(管理職向け)
大手総合消費財メーカー(メンバー層向け)
大手ITサービス企業(管理職/メンバー層向け)
デジタルマーケティング企業(管理職向け)
ヘルステックベンチャー企業(管理職向け)
大手メーカー物流子会社(管理職向け)
総合商社子会社(メンバー層向け)
ITソリューション企業(管理職向け)
大手カー用品企業(メンバー層向け)など
自身のマイナス経験から築いた「違いや弱みは力になる。どんな自分もどんな仲間も、その人らしく活かす方法」を用いたコーチングを実施しています。
あるクライアントは社員との関係悪化に悩む小規模企業の代表で「一緒に会社を良くしていきたい」という思いを持ちながらも、日々口論が絶えない状況にありました。最初に取り組んだアクションは、「社員にきちんと挨拶をする」という非常に小さな一歩でした。すると徐々に会話が生まれ、半年後には仕事の話で盛り上がる関係にまで改善し、望んでいた未来を、小さな行動から実現していった過程が深く心に残っています
独立後は仕事が中心の毎日でしたが、最近は少しずつプライベートの時間も楽しめるようになってきました。妻と一緒に軽く体を動かしたあと、「今日はどこで食べようか?」と話しながら外食を楽しむのが、ささやかな楽しみになっています。年に数回は自然の中をハイキングしたり、大学時代の仲間と草野球を楽しんだりして、心と体をリフレッシュしています。
クライアントが自らの内面と丁寧に向き合い、「本当はこれがやりたかった」「これが自分の持ち味だった」といった、自分自身への深い気づきにたどり着けるようサポートしている点が特徴。問いかけに対してすぐに答えが出なくても問題なく、言葉にならない感覚も大切にしながら、丁寧に対話を重ねるプロセスを大事にしている。
そうした関わりの中で、これまで気づいていなかった魅力や本音が少しずつ浮かび上がり、自分らしいエネルギーを取り戻していく。最終的には、「自分を最大限に活かしている実感」や「自分に生まれてきてよかったと思える感覚」へとつながることを目指している。