日本生命保険相互会社にて、個人営業、営業管理職、人事業務に従事。営業で成果を出すための試行錯誤の体験と、1,500名以上の採用やキャリアデザインに向き合った体験が人の内面への興味に繋がり、Positive psychologyやコーチングを探求。
その後、現在も勤める採用・転職支援会社であるパーソルキャリア株式会社に入社。法人向け採用アドバイザー業務を経て、現在は自社の組織開発に従事。パラレルワーカーでもあり、大学・法人向けの研修開発・講師、ビジネスパーソン向けのキャリアコーチとしても活動している。
名城大学リカレント教育開発パートナー。津田塾大学学外学修センター特別講義「未来をつくる判断軸の見つけ方」担当講師。
「キャリアという切り口で人生を豊かにするお手伝いがしたい」という想いを軸に活動しています。学生時代の経験やポジティブ心理学の学びを通じて、人の幸福に対する高い関心を持っていました。自らのキャリアの中で、仕事を通じて得られた恩恵の大きさに気づいたとき、人の幸せに深く関わる「キャリア」というテーマに取り組みたいという思いが強くなりました。ポジティブ心理学を学ぶ中で出会ったコーチングの手法が、自分自身の思考や感情を整え、人生に豊かさをもたらした体験から、「これは自分のためだけに使って終わりにしたくない」と思い、プロコーチの道へ進みました。
累計クライアント数:95名
外資系製薬メーカー日本法人(管理職向け)
大手メーカー物流子会社(管理職向け) など
個人のキャリア相談から法人・大学向けの研修まで幅広く対応してきました。特に「転職すべきか悩んでいる」「今の職場でもっと自分らしく働けないか模索したい」といった相談を数多く受けてきました。
あるクライアントは、社内異動を機にキャリアチェンジを考え、何かを変えたいという思いからコーチングを開始。当初は今の環境を変えたいという目的でしたが、対話を重ねる中で「生涯現役で働きたい」という自身の価値観に気づかれ、視野が広がっていきました。その結果、転職ではなく「今の仕事を続けながら本当にやりたいことを実現する」道を選択し、かねてからの夢だった特別支援学校の支援員としての活動をスタートされました。セッションでは、クライアントの中にある「行動を起こす力」、「仮説検証のサイクルを回していく力」が発揮されるようにサポートすることを大切にしています。
プライベートでは一児の母として、子どもとの時間を楽しんでいます。自然遊び、お絵かき、絵本、料理など、さまざまな時間を子どもと共有することは、私にとってエネルギーチャージにもなっています。また、サウナや酵素風呂で心身を解きほぐすことも、大切にしている時間の一つです。
「背景にある想い」や「見えていることの奥にあるもの」に丁寧に目を向けるスタイルが特徴。クライアントの言葉にただ耳を傾けるのではなく、その裏にある価値観や大切にしていることを引き出し、本人すら気が付いていない気持ちに気づくことを大切にしている。質問の投げかけはシンプルながらも本質的で、「何を大事にしたいか?」「本当に避けたいことは何か?」など、自分の軸に立ち返る問いを通して、行動と選択に確信を持てるようサポートしている。