こんにちは、Rubatoで資料作成の添削スタッフをしている奥澤です。
私は「戦略的プレゼン資料作成2日間集中講座」で受講生の方が作成した資料を添削しています。
今回は「強調表現」をメインテーマとし、Before→Afterを行います。
わかりやすい資料を作るためには、「どこを見てほしいのか」を読み手に一瞬で伝えることが大切です。今回は、そのために有効な「強調表現」をご紹介します。
今回は「新社会人に向けて自炊を推奨するスライド」を添削してみます。

×NGポイント
■スライド内で情報の強弱がついていない
現状のスライドは「料理ができない状態」と「自炊をした状態」の2つが記載されていますが、どちらも同じ色が用いられています。見た目は綺麗ですが、どこが重要なのかわかりにくい状態です。
まずは初回の修正として、強調色を使い、重要な情報が伝わりやすいスライドへ改善していきたいと考えています。

After1のスライドでは、自炊側に強調色を使うことで、「作成者が一番伝えたい内容」が一目で分かるようになりました。
Rubatoでは、ベースカラーが青の場合は対極の色であるオレンジを強調色として使うことをおすすめしています。
また、領域だけでなく文字も強調色にすることで、読み手の視線を自然に誘導できます。
さらに修正を加えてみましょう。

◎改善ポイント
1.小見出しをつけましょう。
本スライドは、外食メインの生活と自炊メインの生活の違いが記載されています。何が変わったのか種類別に記載するとわかりやすくなるので、その種類に応じた小見出しをつけています。
2.スライドメッセージの追加
スライドタイトルの下に配置するスライドメッセージは、そのスライドで最も伝えたい内容を端的に示す役割があります。内容を簡潔に1文で表現することで、スライド全体の意図が伝わるよう改善しました。
※今回は「外食メインから自炊メインに変えることで、健康な身体と心をつくることができる」というメッセージを追加しました。
3.ピクトグラムの追加
文章だけでは伝わりにくい内容も、ピクトグラムを活用することで直感的に理解しやすくなります。今回のスライドでは、外食メインの生活と自炊メインの生活をアイコンで表現し、比較対象を一目で把握できるようにしています。
4. ボトムメッセージの活用
2.のようにスライドメッセージで内容を伝えることも有効ですが、さらに伝えたい内容がある場合は、スライド下部にボトムメッセージを配置する方法も有効です。スライド全体の内容を要約したり、最後に伝えたい結論を示したりすることで、より訴求力を高めることができます。
※今回は「社会人は身体が資本。栄養ある食事で自己コントロールできるようになる」というメッセージを追加しました。
まとめ
今回の『資料作成Before→After』テーマ
「強調表現」
いかがでしたでしょうか。ちょっとしたポイントをおさえるだけでスライドは見やすくなります。
強調とは「目立たせること」ではなく、「読み手に何を伝えたいかを整理すること」です。
色やレイアウトを少し工夫するだけでも、資料の伝わり方は大きく変わります。ぜひ皆さんの資料でも試してみてください。
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