こんにちは、Rubatoで資料作成の添削スタッフをしている宮下です。
私は「戦略的プレゼン資料作成2日間集中講座」で受講生の方が作成した資料を添削しています。
添削の際は、「この資料は誰に、何を伝え、どう動いてもらいたいのか?」という視点を大切にしています。
今回のテーマは「評価」です。
表に“評価”を加えることで、「どれがおすすめなのか」を直感的に伝える方法を解説します。
それでは「ランニング」をお薦めするスライドを添削してみます。

×NGポイント
- 比較表になっているものの、「結局どれがおすすめなのか」が伝わりづらい
- 比較項目が多く、読み手が評価に迷ってしまう
- スライドタイトルやスライドメッセージから、ページの結論が伝わってこない
まずは、今回のメインテーマである「評価」だけ修正してみましょう。

After1では、対象者にとってプラスとなる要素を◎、ややプラスを〇、マイナスを△で評価しています。
「所要時間は短いほうが良い」「時間制約はないほうが良い」といった基準を図形で表現することで、読み手が直感的に比較しやすくなりました。
さらに、いくつかの修正を加えてみましょう。

◎改善ポイント
1.スライドメッセージの内容を修正
スライドメッセージはスライドタイトルの下に配置され、「このページで最も伝えたいこと」を端的に伝えるのに効果的です。
このスライドでは「ランニングは気軽にでき、消費カロリーも高い」という内容にしています。
2.表側の小見出しの数を変更
比較項目は、多くなりすぎるとかえって「結局どれが良いのか」が伝わりにくくなる場合があります。
そのため今回は、資料のターゲットが重視しそうな項目に絞って整理しました。
例えば「時間制約」は重要な要素ではあるものの、今回の資料では「短時間・低予算で気軽に始められる」という観点を優先しています。
そのため、「所要時間」「費用」などの比較軸を中心に整理し、できるだけ少ない項目で比較できるようにしました。
3.「総評」の比較項目を追加
比較対象が多いため、◎・〇・△だけでは「結局どれが良いのか」が分かりづらくなる場合があります。
迷いを減らすためにも、それぞれの評価に点数を設け、合計点で評価できるようにしてみました。
4.ピクトグラム、比較強調の追加
各スポーツのピクトグラムを追加することで、視覚的に分かりやすくすることができます。
また、ランニングが一番おすすめであるということを分かりやすく表現するため、ランニングの部分をアクセントカラーでゾーン分けして目立たせるようにしています。
まとめ
今回の『資料作成Before→After』テーマ
「評価」
いかがでしたでしょうか。少し視点を変えるだけで、同じ内容でもここまで伝わり方は変わります
何かをおすすめしたいスライドで、他の対象と比較して良さをアピールしたい場合は、相対的に見ることができる「評価」を入れることで直感的に伝わる資料にすることができます。
さらに、一番おすすめのものをアクセントカラーで強調することで自分の「推し案」を目立たせることが可能になります。
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