こんにちは、Rubatoで資料作成の添削スタッフをしている大下です。
私は「戦略的プレゼン資料作成2日間集中講座」で受講生の方が作成した資料を添削しています。
「なんとなく違和感はあるけど、どこをどう直せばいいかわからない」
そんなスライドに対して、Before→After形式で改善ポイントを解説します。
本記事では、「図解の型」をテーマに、添削スタッフの視点から“伝わるスライド”への変換プロセスを具体的に紹介します。
今回は「AI導入におけるPoC実施の提案」を添削してみます。

×NGポイント
- 情報のまとまり(事前作業/商談/事後作業)が視覚的に整理されておらず、流れが直感的に理解しづらい
- 上段(Before)と下段(After)の対応関係が一目でわからない
- 「AI導入」の位置づけが曖昧で、どこに作用しているのか、その効果が不明確
まずは、今回のメインテーマである「図解の型」だけ修正してみましょう。

◆マトリックス型を活用し、情報を整理
表頭に「AI導入前」「AI導入後」、表側に営業活動の流れを表したフロー「事前作業」「商談」「事後作業」を設定したマトリックス型にて情報を整理しました。
これにより、「AI導入によって営業活動がどのように変化するか」を、導入前後の比較という形で直感的に把握できる構造にしています。
また、各情報を枠線で区切ることで、情報のまとまりが一目で認識できるようにしています
さらに、いくつかの修正を加えてみましょう。

◎改善ポイント
1.小見出しに、役割を追加し、関係性を可視化
表頭の小見出しに「営業スタッフ」、「AI」を追加し、それぞれの役割を明確化しました
これにより、業務の分担の構造が整理され、営業スタッフの負担軽減が視覚的に伝わります
また、AIから営業スタッフへ「←」を配置することで、AIを活用した業務の流れを表現しています
さらに営業として注力をしたい箇所を強調し、要素のサイズで時間配分の変化を示しています
2.ピクトグラムの配置を整理
ピクトグラムは小見出しに集約し、各領域に1つずつ配置しました
これにより、説明領域に余白が生まれ、全体として情報が整理された印象になります
3.課題と効果についてサマリを追加
AI導入前の課題である「営業スタッフの業務過多」がAI導入することで、「AI導入による顧客対応時間の増加」という効果をもたらすことを補足しています。補足する事でよりどのような課題解決→効果に繋がるかが読み手に伝わりやすくなります
まとめ
今回の『資料作成Before→After』テーマ
「図解の型」
いかがでしたでしょうか。少し視点を変えるだけで、同じ内容でもここまで伝わり方は変わります
ぜひご自身のスライドでも、Before→Afterの視点で改善できるポイントがないか見直してみてください。
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