ブログブログ

「戦略的プレゼン資料作成講座 2日間集中講義」に参加してきました

インターン生の小林です。8/4、8/25の2日間にわたる、代表松上の「戦略的プレゼン資料作成講座」に参加してきました。今まで約40回開講されており、700人近くが受講した講座です。今回はその様子をお伝えいたします。

 

【マインドセットと下準備】

1日目、午前10時。参加者20名が集まり、自己紹介から始まりました。コンサル系のバリバリやる気のある方が多いかなと勝手に思っていたのですが、職種も受講理由もモチベーションも、かなり多様でした。資料作成スキルの汎用性の高さを感じます。

導入部では、ビジネスにおいて「人を動かす」ことの重要性の話がありました。そして人を動かすためには、説明不要の「ひとり歩きする資料」が必要だというところに繋がっていました。当たり前ですがスクリーンに映された資料も見やすく、理解しやすい内容です。

さらに資料作成の下準備として、パワーポイントのカスタマイズ方法が紹介されました。松上がその場で実演する様子がスクリーンに映し出されるのですが、無駄のない動きに、参加者は参考になっている様子でした。

 

【資料作成の根幹】

午後からはいよいよ資料作成の具体的なノウハウについての話です。参加者全員にチョコレートが配られ、伸びやストレッチをしてエネルギーをチャージします。

最も重要なポイントであるストーリーラインの作成では練習問題もたくさん出てきました。早くパワポを操作したそうな方もいるようでしたが、ぐっと我慢して、この段階では紙とペンを使って取り組んで行きます。

目的の根幹の部分である、「誰が、誰に、どうしてもらうか」を決定する「セブンカフェ」をテーマにしたワークにはペアで取り組み、積極的な議論があちこちで交わされました。意外と難しいという声も出てきます。「誰に、どうしてもらうか」の部分は考える機会は多いと思うのですが、「誰が」というところが抜け落ちがちなのかもしれません。出てくる答えも多様で、それぞれの違いについて話している間に打ち解けた空気になってきました。

そして図解。列挙型、背景型など、基本的な6つの図解が紹介されました。いきなりそれらを使用するのではなく、まず情報をロジックツリーで整理し、その要素同士の関係性を見ながら適切なものを選びます。

ワークでは6つのロジックツリーをもとに図解を作成し、4名ほどの参加者がホワイトボードで発表するという場面がありました。複数の図解に当てはめることができる情報もあるようで、他の参加者の回答がとても参考になります。なんとなく見たことがあるものは多いけれど、その特徴と用法を教えてもらう機会はなかなかないようで、手元の資料を見ながら熱心に取り組む姿が目立ちました。盛りだくさんの一日だったので、松上もチョコレートをつまみながら講義をしておりました。

 

 

【応用とグラフ、そしてプレゼンテーション】

2日目。ショートカットの暗記テストから始まりました。27問あったのですが全問正解の方が続出し、少数の正解者を想定して缶ジュースを賞品に設定していた松上は、喜びと少しの戸惑いの混じった様子でありました。

1日目の復習と応用として、「セブンカフェの魅力」を伝えるスライドを作成しました。決められた時間内で余裕を持って提出する方もいれば、時間をすぎてからも自分なりに修正をかけてアップデート版を提出する方、様々でした。共通していたのは、こだわりを持って学んだことをどんどん活かそうとする様子です。

昼休みには宿題のフィードバックが行われました。宿題のフィードバックの時も、休憩を少し早く切り上げて他の人の内容まで聞く姿がたくさん見られ、吸収できるものは吸収しようという意気込みが感じられました。

今回は図解だけでなくグラフについても講義がありましたが、前回よりたくさん練習問題が盛り込まれていました。図解よりも馴染みがあるようで、これまでの知識と組み合わせて問題を解いている方も見受けられました。かなり答えが割れるところもありましたが、皆さんむしろそれを楽しんでいる様子でした。

最後に3名の方からプレゼンテーションがありました。それを聞きながら皆でフィードバックするのですが、自分にはなかった視点を学んだり、プレゼンに関連して思わぬ雑学が飛び出したりととても和やかな雰囲気でした。テーマもそれぞれで聞いているだけでも勉強になります。

 

【賑やかな懇親会】

講座が全て終了した後、懇親会がありました。お酒も入りすっかり打ち解けて、仕事の話からプライベートな話まで話題がつきませんでした。私は飲料メーカーの方、鉄鋼業の方、E-ラーニングサービスを運営している方など様々な方とお話をしました。業界の勢力図、おすすめの旅行先から子供の保育園選び、正しい歯磨きの仕方といった多岐にわたる話題で、解散の頃には次に繋がる関係構築があちこちでできていたように思います。

 

2日間講座の詳細はこちら

※記事内の写真は、以前に開催した際のものを使用しております