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【代表インタビュー】~資料作成は人生100年時代の必須スキル~松上純一郎 (後編)

論理的な資料を作るから論理的思考が身につく

―――ルバートの講座の特徴はどのようなところですか

1つ目は、資料作成講座を受けることにより、論理的思考力を鍛えられるということです。よく論理的思考を鍛えるためにロジカルシンキング講座を受講される方もいると思いますが、すぐには身につかないのではないでしょうか。なぜなら、普段から意識してやっていないことを変えるのは非常に難しいことだからです。

ルバートが心がけているのは、「資料作成という普段の業務の中から仕事へのアプローチの仕方を変える」ということです。論理的な資料を作りたいから論理思考を学ぶのではなく、論理的な資料を作るから論理的思考が自然と身につくと考えています。ルバートの講座にはオリジナルの型があります。その型を学ぶことにより、自然と資料作成スキルと論理的思考力の両方が身につきます。

2つめは、資料作成の質とスピードを同時にあげていくことです。資料の質を上げようとするとどうしても時間がかかってしまいます。ルバートは、働き方改革と言われ残業もできない中で、いかに早く質の高い資料を作ることができるかは、非常に大切なポイントだと考えています。その理由から資料の質と同時に作成スピードを上げる方法をお伝えしています。具体的には、パワーポイントなどの操作方法まで含めて「明日からオフィスで活用できる方法」をお伝えしています。研修で利用する資料の中に全てノウハウを落としこんでいます。ルバートの講座では、資料作成スキルを習得しながら、論理的思考力や資料作成のスピード力も自然と身に着くところが特徴的だと思っています。

 

「一人歩きする資料」をつくる

―――松上さんならではの教え方や技術はありますか

私の教え方の特徴は、資料の目的に応じてスキルやコツを結び付けることです。ただ単に図解やグラフなどのスキルを習得してもらうのではなく、この場合はなぜ図解を使うといいのかという根拠をセットにしてお伝えしています。そうすることによって、どの型で資料を作るのが一番適しているかを自ら考えられるようになります。

根拠を意識しないで、何も考えずに1つの図解を使ってしまうということにならないためにも、必ず根拠と方法をセットで教えるようにしています。提案資料というのは、資料作成者の説明がなくても相手にこちらの意図が伝わるように作ることが大事です。このような資料を作れば、より多くの人にインパクトを与えることができると思います。

他に意識していることは、一方的にお伝えするのでなく、その場ですぐに練習して実践してもらうことです。講座に参加して話を聞くと、受講生はそれだけでできた気になってしまいがちですが、「知る」ということと「できる」ということには大きな違いがあります。資料作成というのは実際に手を動かして作ってみることが重要です。できるだけたくさん繰り返し実践してもらうことを講座の中に入れるようにしています。

また講座の中で、私による資料作成のデモンストレーションを取り入れるようにしています。受講者の方からその場でテーマをもらい、1枚のスライドを完成させます。みなさん頭の中ではショートカットキーや資料の型、論理的に整理することが大事だとわかっていても、実際どのような形で実現できるのかイメージが沸かないと思います。それであれば、その場で作っているところをお見せした方が受講者も目標感を持ってもらえると思い、デモンストレーションを取り入れています。特にこのデモンストレーションは、私ならではの見せ方だと思っています。

 

“スモールスタート”することの重要性

―――キャリアアップやキャリアチェンジを考えている方へのメッセージをお願いします

新たなスタートを切る上で大事なことは2つあります。

1つは、“スモールスタート”することです。“スモールスタート”とは、いきなりキャリアチェンジに踏み出すのではなく、その前に少しでもその業界の人と接する機会を持ち、その分野の認識を深めていくことです。特にこれまでと別の業界や職種にキャリアチェンジを考えている場合は尚更です。転職先の仕事にについてなんとなく理解していると思っていても、現実は思っていたものとは違う場合もあります。だからこそ、いきなり転職してしまうのはとてもリスクがあります。そういうリスクを避けるためにも“スモールスタート”してみることが大事だと思います。

具体的には、休日や就業後の時間を利用して、その会社や業界の人に会って話を聞いてみる、仕事のお手伝いを経験させてもらうことです。このような活動をすることが失敗しないカギだと思います。いまでしたら興味のある業界や会社の人と繋がることのできるSNSサービスなどもありますので、そういうサービスを利用みるのも良いかと思います。話を聞いてみるだけでも仕事のイメージが沸くと思います。もしかしたら思っていたものと全然違っていたり、思っていた以上によかったと感じることができ、モチベーションアップにつながるかもしれません。

2つめは、ポータブルスキルの重要性です。社外でも通用するポータブルスキルというのは、意外と限られています。資料作成というのは、そのポータブルスキルの一つで、どの業界でも非常に役に立つ汎用的なスキルです。資料作成は、内容とわかりやすさが重要です。わかりにくいものだったら誰も資料に目を通してくれません。また、そのような資料で提案されても仕事ができる人と思ってもらえないでしょう。逆に、良い内容とわかりやすさを兼ね備えた資料を作っていれば、非常に好感を持ってもらえると思います。正に資料作成は重要なコミュニケーションスキルなのです。

人生100年時代、1つの会社に最初から最後まで勤め上げるという働き方は変わってきています。ポータブルスキルを磨き、失敗しないキャリアチェンジ、キャリアアップを目指すことが重要だと思います。資料作成はロジカルな考え方とコミュニケーションが磨けるポータブルスキルの代表です。様々なポータブルスキルの第一歩として共に学ぶ人が増えればと思っています。

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