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津田塾大学特別講義「はじめてのプレゼン資料作成講座」 DAY2

皆さん、こんにちは。rubatoスタッフの根岸です。
じめじめして蒸し暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
この暑さに負けないように体調管理もしっかりしたいですね。
 
さて、本日のトピックは津田塾大学特別講義DAY2の様子です。
講義の冒頭で前回の振り返りを行った後は、学生たちが提出した課題を例に挙げてのフィードバックタイムでした。
 
・学生のスライドはどこに改善の余地があるか?
・どのような図解や強調表現を入れるとメッセージが伝わりやすくなるか?
 
こうしたことを少人数で話し合ったもらった後に、講師からスライドを添削したものを提示しました。
 

 

 
文章だけだったスライドが、図解やピクトグラムで表現されたスライドに変身したのを目にした学生たちからは「おー!」とどよめきが起こりました。
 
ピクトグラムの背景が白くなってしまっているスライドについては、背景の透明色を指定するという前回講義でお伝えした操作を復習しました。
知っている人には当たり前でも、知らないと不便だったりスライドの完成度が低く見えてしまったりするようなテクニック結構あったりします。そうしたものもどんどんお伝えしていきました。
 
続いては、待ちに待った学生たちのプレゼンテーションタイム。課題で作成したスライドを元にした発表です。3名については全体に向けて発表してもらいました。
 

 
3人ともそれぞれ自分の個性を存分に生かした内容で、話しぶりも堂々としていて素晴らしいプレゼンでした。
 
柗上からは添削例を示しながらスライドの改善点を提示するのに加えて、プレゼンテーションの技術についてもフィードバックを行いました。
 
・喋るペースが一定だと聞いている方が辛くなってくるので、大事なところを早くしたり遅くしたり話すテンポに変化をつけた方が良い
・どこを強調してゆっくりはっきり話すか忘れないように手元の資料には〇や下線を引いておくと良い
・相手がプレゼンの内容に詳しくない場合は、専門用語はなるべく使わずに一般的な用語で言い換えた方が良い
 
それぞれのプレゼンターの強みを指摘しつつ、さらによいものにしていくためのフィードバックが行われました。
 

 
社会人向けの講座以上にエッセンスだけに絞り、やや駆け足気味になってしまったところもあったので、どれだけ学生たちが実践に生かすところまで落とし込めているか不安なところもあったのですが、私たちの想定以上に吸収してくれていました。
 
学生たちがこれからインターン先で、あるいは社会人になってから、今回の特別講義で学んだ内容を存分に生かしてくれることを願ってやみません。